【株初心者向け】これだけは覚えたい!株取引の用語集12選!

これだけは覚えたい!
株取引の用語集

12選

ここまでに、株取引の始め方からメリット、デメリットについて、そして売買の注文方法について説明してきました。これまでも文章の中に約定や配当など聞きなれない言葉がいくつか出てきていると思います。

この記事を読んでほしい人はどんな人?
  • 副業として株取引を始めたいと思っている人
  • 株取引の基本的な用語を知りたい人
  • PER、PBRについて知りたい人

この記事を読むとこんなことが分かります
  • 株取引の用語12選の解説
  • PER、PBRの指標の見方

今回は、それ以外にもたくさんある株取引の専門用語を厳選して紹介したいと思います。この記事で紹介する用語以外にも株取引にはたくさんの専門用語があるので興味を持った方はそちらも調べていただければと思います。

これだけは覚えたい!株取引の用語集

これだけは覚えたい!株取引の用語集

株取引の基本用語

まずは株取引の基本的な用語を紹介します。

銘柄(めいがら)

銘柄とはその株の商品名のようなものです。企業の株を取引する場合、その企業の会社名がその株の銘柄となります。ただし、上場していない企業の株式には銘柄は存在しません。

約定(やくじょう)

買い注文と売り注文の条件が合致して、株式の売買の取引が成立すること。取引が成立した日を「約定日」とも言います。

SHUN
SHUN

株取引においてはこの約定をするタイミングが重要になります。なるべく安いタイミングで買い高いタイミングで売りたいですね。

配当金(はいとうきん)

企業が得た利益を株主に分配することです。配当金という形で決算ごとに株主に支払われます。その企業の業績が特によかった年や創立の周年記念などで決算期以外にも特別配当などが行われる場合もあります。ただし、逆に決算が赤字などの場合、配当金がない場合もあります。

始値(はじめね)、終値(おわりね)

始値→その日の取引で最初に取引が成立した値段のことです。

終値→その日の取引で最後に取引が成立した値段のことです。

損切(そんぎり)

最近は、株取引以外でも使うことが多いですが、損失が膨らむ前に早い段階で約定し、損失を最小限に抑えることです。

例えば不祥事を起こした企業の株を持ち続けても損失が増えるだけで最悪倒産してしまった場合、株が紙切れになってしまいます。そのような事態になる前に損切をすることは株取引をするうえで特に大事なことです。

株取引の指標に関する用語

いざ株式を売買するときにどの銘柄を選ぶかの指標に関する用語です。この指標を覚えておくだけで銘柄を選ぶときの役に立ちます。

PER(株価収益率)

PERとは株価収益率のことです。現在の株価が割高なのか割安なのかを図る基準になります。株取引で多くの収益を出すには安く買って高く売るが基本です。PERのことを覚えておけば買おうとしている銘柄の株価が割高なのか割安なのかを判断することができます。

PERはこのような計算方法で算出されます。
PER(倍)=株価÷1株当たりの利益(EPS)
ちなみに1株当たりの利益(EPS)はこのように算出されます。
1株当たりの利益(EPS)=純利益÷発行済み株式数

PERが低ければ株価は割安で、PERが高ければ株価は割高という指標になります。

PBR(株価純資産倍率)

PBRとは株価純資産倍率のことです。企業の純資産に対して、現在の株価が割高なのか割安なのかの基準になります。

PBRはこのような計算方法で算出されます。
PBR(倍)=株価÷1株当たりの純資産(BPS)
ちなみに1株当たりの純資産はこのように算出されます。
1株当たりの純資産(BPS)=純資産÷発行済み株式数

PBRが低ければ株価は割安で、PBRが高ければ株価は割高という指標になります。

ROE(自己資本利益率)

ROEとは自己資本利益率のことです。ROEでは企業が自己資本をいかに効率的に運用して利益を生み出したかを表す指標です。

ROEはこのような計算方法で算出されます。
ROE(%)=当期純利益÷自己資本×100

一般的にROEが10%~20%程度あれば優良企業と判断されているようです。

出来高(できだか)

一定期間内に売買が成立した売買量のことです。出来高が高い銘柄ほど取引が頻繁に行われている人気銘柄といえます。出来高が低すぎる銘柄は思ったように売買を成立できないこともあります。

SHUN
SHUN

買おうとしている銘柄が割安か割高かを図る指標がたくさんありますね。しっかりと覚えて割安の銘柄を買いたいです。

株取引の売買に関する用語

実際に売買をするときに使う用語です。注文方法については「初心者が株取引を始める3つの手順」の記事の手順③で更に詳しく紹介していますのでそちらもお読みください。

指値注文(さしねちゅうもん)

売買したい値段を指定して注文する方法です。買い注文の時は指値以下の売り注文があれば、売り注文の時は指値以上の買い注文があれば約定することができます。

成行注文(なりゆきちゅうもん)

売買したい値段を指定しないで注文する方法です。スピードを重視して売買したいときに使います。成行注文は指値注文よりも優先して取引が成立されます。

信用取引(しんようとりひき)

自分の資金や株式などを担保にして証券会社から資金を借りて取引をすることです。信用取引を使えば最大で自己資金の3倍の取引を行うことができます。

また、「空売り」という株を証券会社から借りて売却することで株価下落時に利益が出る取引をすることもできます。

SHUN
SHUN

資金を借りてまでの投資はリスクも大きくなります。このサイトで紹介している副業での株取引にはあまりおすすめしていません。興味のある方はサイトを検索してみてください。


今回は代表的な株取引の専門用語を紹介しました。株取引には利益を出すために役に立つ様々な指標や取引方法があります。ぜひ覚えていただければと思います。

ここまで読んでいただいた方、投稿者が解説する副業向け株取引のコツの記事もぜひ参考にしてください。

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